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カルロス・ホアキン・ルイーズ(Carlos Joaquín Ruiz, 1979年1月22日 - )は、パナマ共和国出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。現在はMLBのフィラデルフィア・フィリーズに所属している。 日本語表記は「ルイス」、「ルイズ」などもある。 == 経歴 == 12月4日に、ドラフト外でフィラデルフィア・フィリーズと契約し、プロ入り。 開幕前の3月に第1回WBCのパナマ代表に選出された〔Tournament Roster ''The official site of World Baseball Classic'' 2016年3月2日閲覧 〕。 シーズンでは5月6日に、メジャーデビューを果たす。 2008年のワールドシリーズでは、全5試合にフル出場し、第3戦でサヨナラヒットを打つなど、16打数6安打(打率.375)、3打点、4四球、1盗塁と活躍して、シリーズ制覇に大きく貢献した。 開幕前の3月に、第2回WBCのパナマ代表に選出され〔Tournament Roster ''The official site of World Baseball Classic'' 2016年3月2日閲覧 〕、2大会連続2度目の選出を果たした。 は、ロイ・ハラデイが5月29日にフロリダ・マーリンズ戦で完全試合、10月6日にシンシナティ・レッズとのディビジョン・シリーズでノーヒットノーランを記録した際に捕手を務めた。キャリアハイの打率.302を記録した。 は、打率283、6本塁打、40打点を記録し、打率はチームでハンター・ペンスの次に良い打率だった〔Phillies. MLB Advanced Media . Retrieved 21 January 2012.〕。 には、6月終了の時点で打率が.364と好調で、オールスターゲームにも出場した。8月に足底腱膜炎を発症してDL入りし、長期離脱となったが、自身2度目の.300以上となる.325・16本塁打・68打点という素晴らしい成績をマーク。OPS0.935は、350打数以上の打者としてはリーグ6位〔の高水準で、ライアン・ハワードやチェイス・アトレーら主力選手が満足に稼働出来ない中、中軸打者の1人として打線を牽引した。 オフの11月には、母国パナマで行われた第3回WBC予選のパナマ代表に選出され〔Qualifier Roster ''The official site of World Baseball Classic'' 2016年3月2日閲覧 〕、3大会連続3度目の選出を果たした。10月29日には翌年の500万ドルの契約オプションが行使されたが、11月27日に禁止薬物のアンフェタミンに陽性反応を示し、翌年の開幕から25試合の出場停止処分を課されたことが発表された〔Phillies' Carlos Ruiz suspended 25 games for amphetamine use NJ.com〕。しかし、この薬物はアデラルという物で、アメリカでは標準で入手出来る軽微な薬物であり、打力開眼とは無関係であった〔。 は、前述の薬物による出場停止やハムストリング痛による離脱の影響で、出場機会が減少。ルーキーイヤー以来7年ぶりの100試合未満となる92試合の出場に留まり、打率.268・5本塁打・37打点・OPS0.688という低水準な打撃成績に終わった。安定感のある守備力は健在で、86試合で3失策・守備率.996・DRS + 3という数字をマークした。 は頭部に死球を受け、7月を欠場した為、110試合の出場に留まった。打撃面では、打率.252・6本塁打・31打点・4盗塁という成績を記録。打率は更に下降したが、選球眼の良さを発揮して高い出塁率をキープした。守備では、DRS + 8というハイレベルな値を記録した。 は、攻守両面で大不振に陥った。86試合に出場したが、打率.211と2本塁打はいずれも自己ワーストの数値だった。また、守備力も急激に劣化し、83試合で自己ワーストの11失策を犯し、DRSも - 12まで急下降した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルロス・ルイーズ (野球)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Carlos Ruiz (baseball) 」があります。 スポンサード リンク
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